ダックスフントの本能と欲求とは
ダックスフントには本能と欲求があります。
仲間と群れを作りたいという欲求
もともと犬の祖先はオオカミです。
オオカミは群れで暮らし必ず群れのリーダーがいます。リーダーは群れを統率し子孫を繁栄させていきます。
ダックスフントにもこういった習性が残っていて、人間の家族を群れとみなしリーダーを頂点とした順位を決めます。
飼い主である皆さんをリーダーとして認めさせなければダックスフントにしつけをすることができなくなってしまいます。ダックスフント欲求を理解してよりよい関係を作りましょう。
社会性を持ちたいという欲求
ダックスフントはとても社交的な犬です。ほかの犬とも積極的にかかわろうとします。
散歩などでほかの犬に出会うとお互いにおしりの匂いをかぎあいます。これが犬の挨拶で相手を認識しているのです。
この挨拶を小さいうちからやらせておかないと、とても怖がりでほかの犬とのかかわりがもてない犬になってしまいます。
ほえたいという欲求
もともと犬はほえるものです。
ほえるということは仲間との情報交換には不可欠なものです。
ダックスフントは特に狩猟犬だったことから、獲物の居場所など飼い主に知らせる必要がありました。ですから基本的によくほえます。
もっとも臆病に育ってしまったダックスフントはもっとほえます。
無駄吠えをさせないためにも臆病にさせないことが大切です。
マーキングをしたいという欲求
これはダックスフントだけではなくオスの犬でしたらほとんどがそうです。
自分の縄張りを主張するためにマーキングをします。
片足を上げてマーキングするのはなるべく高い位置に匂いをつけるためです。
ところが足の短いダックスフントには苦手なことです。
穴を掘りたいという欲求
ダックスフントはアナグマを捕まえる狩猟犬だったこともあってよく穴を掘ります。
室内で飼っていると穴を掘るしぐさをよくします。時にはペットシートを掘ってしまってボロボロになることも。
そんな時は、メッシュの格子がついたトイレトレイを使用しましょう。
匂いをかぎたいという欲求
犬は嗅覚がとても優れています。
特にダックスフントはその中でも優れています。
どんなものにも興味を持ち匂いを嗅ごうとします。